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警察は正義だ…そんなふうに考えていた時期がオレにもありました

2021/11/23

ライフスタイル 学級裁判 正義感

t f B! P L
 
学級裁判
警察官の子供の窃盗と学級裁判






警察は正義なんだ( ^ω^)・・・

そんなふうに考えていた時期がオレにもありました。


この記事は、私が経験した学級裁判の話です。


私の価値観は大きく変わり、

本当の正義について考えるようになったきっかけの話です。

警察組織を批判するようなことではありません)



ヒステリック女先生


私が小学校3年生の頃の話です。


当時の担任の先生は若い女性の先生でした。


細身で髪は長めでした。


と言っても、キレイだなとかカワイイなという印象はありませんでした。


忙しくて笑顔がなく厳しい人でした。


もっと言うとよく怒る先生です。


厳しいというのは生徒の不真面目な行動に対して容赦なく𠮟責していました。


ある時、

私たちのクラス全員が運動場に体育の授業でいました。


ある男子生徒が起こられていました。


男の子ですが泣いてしまいました


私は男子が泣くのは珍しいなと感じました。


しかし、女担任は容赦ない攻めをして泣いてしまったようです。


この時に限らず、細くて若い女先生はよく怒っていました。


私も怒られました。


女先生が怒る理由は生徒をただすためでしょう。


と同時に、ストレス発散も兼ねていました。


もっと言うと怒られる人間はだいたい決まっていました。


学級内カースト


いわゆるカースト下位の生徒よく怒られていました。


当然といえば当然かもしれませんが。


叱った後親からのクレームに対処しやすい生徒を起こることがありました。


例えば貧乏の家の子供とかです。


カースト上位の金持ちの生徒が宿題を忘れても強く怒らなかったように思います。


運動場で泣いていた生徒は、カンタンにいうと出来の悪い子供でした。


よく女担任を手こずらせて注意を受けていました。


叱られるたびに言い逃れを毎回していたわけです。


先生も学習して、言い逃れできないような叱り方をするわけです。


逃げ道がなくなって、どうしようもなくて泣いてしまったのでしょう。


ただ、印象深かったのは担任の先生も泣いたことでした。


怒られる生徒も叱る先生も泣いているのでした。


後になって考えてみると、

先生としての日頃のストレスが出たのだと思いました。


若い女先生が思い通りいかない仕事をしていたんでしょう。


悩んでいたんでしょうね。


女担任のなかでは、

ストレスを自分にためないためにも怒鳴り声を出して生徒にぶつけていたんでしょう。


生徒はいい迷惑です。



学級裁判とは


クラスで発生した何かしらの問題を解決するために行われる裁判。


議論をして、犯人の断罪やあぶり出しが行われる。


司会進行は学級委員長または先生がつとめることが多い。


ちなみに

この記事で行われた学級裁判は、ヒステリック女先生が裁判官でした。


色ペンセット盗難事件


ある時、リッチマン男子生徒A君の色ペンセットが紛失しました。


私が色ペンセットがなくなったことを知ったのは、

なくなった次の日です。放課後に開かれた学級裁判でした。


開廷


私の人生で初めてのことでした。


裁判ではじめてクラスメイトのペンがなくなったと聞かされて驚きました。


そしてさらに小学生の私にとって衝撃だったのは「盗まれた」ということでした。


失くしたのではなくて「ぬすまれた」という話からスタートしたわけです。


裁判というか犯人を見つけるための議論をしました。


そう簡単に犯人はわかりません。


ひとりひとりアリバイを言ってみてもらちがあかないのでした。


私は頭の中で「誰が犯人なんだろうか」と検索していました。


こいつは盗むような奴じゃないとか、


学級委員長は盗まないだろうとか、


この人はお金持ちだし、


この人の親は警察官だし、


女子はどうかなとか、

ずいぶん人を疑いました。


その時の私は

怒りと正義感がありました。


最後に先生はクラスメイト全員の目を閉じさせて、

「犯人は手を上げて」といいました。


それでも先生も犯人が特定できていないようでした。


「次の日も学級裁判を行う」とつげておわりました。


犯人を見つけるまでやるという先生の意思を感じました。


私としても何としても犯人を見つけたい正義の心でいっぱいでした。


次の日の学級裁判は開かれませんでした。


真相


犯人(以降犯人N)はクラスの男子でした。


いわゆるガキ大将です。


犯人Nの父親は警察官です。


犯人Nは父親を尊敬し自分も警官になるといっていました。


警官の父親は柔道をしています。


その子供の犯人Nも柔道をしています。


骨折していても大会に出て優勝した父親の話を、何度も犯人Nから聞いていました。


私は犯人を推理するとき、

犯人Nを真っ先に除外していました。


私は未熟でした。

そして私は初めて正義感が芽生えました。


裁判がなかった理由


次の日に予定されていた学級裁判がありませんでした。


クラスメイト全員が犯人を知りたかったと思います。


また、女担任も伝える義務があったと思います。


女担任自身の考えでは、

色ペンセットを盗んだ犯人Nを見つけて事件は終わったと考えたんでしょう。


「警官の息子が犯人です」

と生徒に伝わってしまうと教育的にも悪影響だと思ったのかもしれません。


自分自身の立場もどうかなりそうで言えなかったんだと思いました。


警察官の家の子供を叱ることができなかったわけです


そのためなのか、

犯人Nは改心することなく中学、高校とまっとうな不良になっていきました。


盗難被害を警察署に出すわけにいかないですからね。


若い女先生には難しい出来事だったと思います。


私の悪に対する怒りの気持ちとは反対に、

静かに色ペンセット窃盗事件は終わりました。


警察官の息子が窃盗事件の犯人というわけでした。


私が真相を知ったのは、クラスの女子が教えてくれたからでした。


おそらく、女子の情報が女担任に伝わったんでしょう。


私は真相を知ったとき、

犯人Nの大胆不敵な行動にびっくりしたのでした。


何と犯人N自ら色ペンセットをかざして

「いいだろこれ」と周辺の生徒にふれまわっていました。


自ら色ペンセットの所有権をアピールして怪しまれないよう画策していたのでした。


まとめ


  • 小学校で盗難事件の学級裁判をした
  • 警察官の子供が犯人であった
  • 子供でも犯罪者は、犯罪者ではないかのようにコウカツにふるまう
  • 先生は生徒をよく怒るヒステリックな人であったが、警官の息子を怒らないで事件は終了した
  • 怒られなかったので反省せず、中学高校と不良の道をあゆむことになる
  • 警官に育てられた人間が正義であるとは限らない
  • 柔道では骨折しながら優勝する劇的なことはよくある


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あなたは、警官なら盗みや暴行もカンタンにできると思ったことはありませんか?


あなたは、なぜ警官の犯罪はなくならないのか?そう思うことはありませんか?


あなたは、警官なら警官の犯罪をもみ消したり、メディアを黙らせることができると思ったことはありませんか?


あなたは、どうしようもない不良、悪ガキに将来の夢を聞くと「警官になりたい」という人を見かけたりしませんか?


警察の不祥事を紹介して終わります。


『警察官ネコババ事件』

1988年2月6日午前11時40分ごろ、大阪府堺市のスーパー経営者の妻は、店内に落ちていた15万円入りの封筒を、近くの大阪府堺南警察署(以下「堺南署」)槙塚台派出所に届け出た。派出所には巡査が一人いたので、15万円入りの封筒を拾った事を告げると、巡査は「その封筒なら紛失届が出ている」と言い、封筒を受けとった。この時、巡査は主婦の名前をメモに書いただけで、遺失物法に基づき作成が義務の「拾得物件預り書」を渡さなかった。主婦は不審に思ったが、深くは追及せず帰宅した。届け出た現金15万円は遺失物扱いとならずそのまま着服(ネコババ)される事となる。


それから3日が経っても、警察から落とし主に封筒を渡したとの連絡が来なかったので、主婦は不審に思い、堺南署に確認の電話をかけた。しかし、署員は「そんな封筒は受理していない」と答えた。この時点で、現金が何者かによって着服された事実が明らかになり、偽警官による詐取の可能性を捜査する一方、主婦も事情聴取を受けることとなった。主婦を聴取した刑事課員は、「シロ」と判断し、上司に報告した。


主婦が無実であれば、必然的に派出所の勤務者が着服したことになるため、堺南署幹部の間で大きな問題となった。部下の不祥事の発覚を恐れた幹部らは、主婦を犯人に仕立て上げ、事実を隠蔽するという方針を固めた。


 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より

https://ja.wikipedia.org/?curid=1619759

2021年10月25日 (月)


最後までご視聴ありがとうございました。

 thank you for watching


 

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当ブログ運営者 如意宝珠ごくう☸ と申します。 縁起のいい名前とは正反対なんですが、夜の闇を知る者です。 正確に言うとよく眠れない人です。 そんな私は、快眠についての情報を集めていたところ、極意を得ました。 お昼の活動こそが安眠につながるというわけです。 不眠解消の具体的な方法については別ブログで紹介しています。 https://minmin-sinsin.hatenablog.com/ 「大空スバル愉悦部」では 失言王で知られる大空スバルさんの配信の内容・感想記事を書いています。 https://syuba59.blogspot.com/ 「ごくうが気になること108選」では 「アニメを見て楽しい」という当たり前の報告やヒラメイタことを書いていこうと思います。 https://gokusanpo.blogspot.com/ 良かったらどうぞ見てください。 資格:G検定、ITパスポート

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