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【NHK】サイエンスZERO「鳥の言葉を証明せよ!“動物言語学”の幕開け」【見逃し】

2021/12/07

テレビ感想 ルー大柴 動物言語学

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鳥の言葉
鳥は会話している


鳥たちは会話をしています。

ファンタジーじゃなくて本当にです。


私はおどろきました。


非常に興味深いと思いました。

NHKのサイエンスゼロ2021年12月5日放送をまとめました。


この記事は放送を見逃した人におすすめです

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シジュウカラの観察


動物行動学者、鈴木博士によるとシジュウカラの「チリリリリ」という鳴き声は、

「お腹がすいたよ」という意味だそうです。


16年軽井沢で研究し鳥が会話をしていると世界で初めて証明しました。


最近では、

鳥が言葉をしゃべる事実と研究成果が国語の教科書に掲載されています。


鳥だけではなく人の言葉の起源にも迫れるという話でした。



鳥の言葉の世界

シジュウカラの挿絵


シジュウカラは15コの言葉を使い分けています。


そばにいて


助けて


うそをつく


こっち見て


ここにいるよ ツピー


威嚇(カラス) ピーツピ


食べ物ほしい


縄張り宣言


集まれ


求愛


警戒しろ


タカ ヒーヒーヒー


へび ジャージャー


もってきたよ


お腹すいた チリリリリ


言葉の証明


1見せる実験


ヘビのレプリカを巣箱の上に置く実験をします。


シジュウカラはジャージャーとなきます。


警戒している様子です。


2音を聞かせる実験


次にジャージャーを録音してシジュウカラに聞かせると警戒するようになります。

ジャージャーという音を頼りに、ヘビを警戒しているようです。


3サーチイメージ


シジュウカラにジャージャーの音を聞かせながら

木の棒を引っ張り上げる様子を見せます。


するとシジュウカラは確認のため近づきました。


これは見間違いを利用して

シジュウカラが何を考えているか知ることができる実験です。


1、2、3と実験を重ねて

シジュウカラが言葉を使っているということを調べたのでした。


さらに、

木の動きに合わせてジャージャー音を出す実験から、別の鳴き声で試しました。


これは、シジュウカラが

「何の音でも寄ってくるのではないか?」という疑いから生まれた実験です。


12羽のうち2羽しか近寄ってきませんでした。


つまり、ジャージャーという鳴き声はヘビであるということになります。


シジュウカラがなれてしまうので一羽につき一回の実験しかできません。


ものすごく時間がかかる実験でした。



文章をあやつる


単語を組み合わせた文もつかっています。


タカよりも小さいモズに対してシジュウカラは、仲間をあつめて追い払います。


モズのはく製を置いて観察しました。


すると、「ピーツピ」「ヂヂヂヂ」となきます。


「ピーツピ」は警戒しろ


「ヂヂヂヂ」はあつまれ


という意味になります。


これを聞いた仲間は集まってきます。


モズに威嚇しました。


これは単に「集まって」と呼びかけると、

無警戒に飛んできてモズに反撃を加えられることがあります。


「警戒しろ」だけでは、様子を見て動かないかもしれません。


団結し敵を追い払うことはできないのです。


両方組み合さなければならないということです。


「ヂヂヂヂ・ピーツピ」

という語順で聞かせても、集まりも警戒もしません。


必ずピーツピ、ヂヂヂヂという語順になります。


文法があるようです。


ルー大柴さんのルー語

ルー語の例


文法の確認はルー大柴さんのルー語がヒントになりました。


ルー語は一部を英語に置き換えたものです。


理解できるのはその英単語を知っている、文法がわかっているためです。


シジュウカラにとっての外国語をまず探し出しました。


近くに生息していたコガラです。


コガラの集まれ⇒「ディーディーディー」です。


警戒集まれ「ピーツピ」「ヂヂヂヂ」。


これを新文章の「ピーツピ」「ディーディーディー」にして音を出してみると警戒しながら集まってきました。


「ピーツピ」「ディーディーディー」はいわゆるルー語です。


語順をひっくり返すと集まりませんでした。


文法ルールから意味を抽出しているようです。



何でシジュウカラは文法を使うのだろう?


森の中、枝や葉っぱでお互いが見えないからです。


情報を伝えあうためには、単語では足りなかったのです。


文法が必要だったということでした。


森という自然が生物に文法を授けるようです。


動物行動学


動物行動学は多角的であるという話をしていました。


動物の行動学、言語学、認知科学など。


色々な分野を合わせて動物の行動を解き明かすということです。


鈴木氏は、動物言語学という分野を作りたい考えです。


人間も含まれます。


世界中の科学者が研究しているけれど、

人の言語の進化を今も分かっていません。


鳥の言語がヒントになり解明に近づくかもしれません。


生活環境の違いで、言葉がそれぞれに進化して違いがあります。


違いを知ることで、言葉の進化の普遍原理がわかるそうです。



モザンビークのミツオシエ


最後に鳥のミツオシエの話になります。


モザンビークでは人間と鳥が会話してることがわかっています。


ミツオシエは人のところに近づいて「ギギギギギ」となきます。


現地の人は

「ハチの巣があるところを教えてくれてる」っと解釈して、

ハチミツをとりに行くのだそうです。


人間にハチを退治させてハチミツを食べたいのです。


また、蜂蜜捜索のときに、

ミツオシエを人間が見失った場合「ブルルルル」と人間が言うと戻ってくるという話でした。


双方向の会話ができているのだそうです。



まとめ


動物人間共通の言語ができるかもしれないと番組でいってました。


私は、宇宙人の言語も同じような進化をたどるのかもしれないと思いました。



【出演者】

小島瑠璃子

浅井理

【語り】

鈴木貴彦


鈴木俊貴 京都大学特定助教授 動物行動学者


最後までご視聴ありがとうございました。

 thank you for watching


 

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当ブログ運営者 如意宝珠ごくう☸ と申します。 縁起のいい名前とは正反対なんですが、夜の闇を知る者です。 正確に言うとよく眠れない人です。 そんな私は、快眠についての情報を集めていたところ、極意を得ました。 お昼の活動こそが安眠につながるというわけです。 不眠解消の具体的な方法については別ブログで紹介しています。 https://minmin-sinsin.hatenablog.com/ 「大空スバル愉悦部」では 失言王で知られる大空スバルさんの配信の内容・感想記事を書いています。 https://syuba59.blogspot.com/ 「ごくうが気になること108選」では 「アニメを見て楽しい」という当たり前の報告やヒラメイタことを書いていこうと思います。 https://gokusanpo.blogspot.com/ 良かったらどうぞ見てください。 資格:G検定、ITパスポート

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