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| ゴーンが〇〇使って国外逃亡 |
2022年1月４日放送の「ザ！世界仰天ニュース」より
カルロス・ゴーンの国外逃亡の仕方の紹介と私の個人的な感想の記事になります。
カルロス・ゴーンは箱に入って日本を出国しました。
「知っていた」という人もたくさんいると思います。
でも箱に入っただけで国外逃亡ってできますか？
私は疑問を感じました。
感じた疑問を書いておこうと思います。
- 箱
- お金
- 協力者
- 関空のセキュリティの甘さ
カルロス・ゴーンが使った密出国の方法を４つに分類し考えました。
音響機材ケース
保釈中のカルロス・ゴーンは牢屋に入れられていません。
制限や監視がありつつも、ホテルのレストランで食事できたりします。
このような状況から監視を出し抜いて密出国をします。
密出国するためには変装するか、あるいは、何かに身を隠す必要がありました。
音響機材のケースを使いました。
ケースは人が入れるほどの大きさです。
この方法を思いついたのはいったい誰なのでしょうか。
後ほど言いたいと思います。
レバノンの協力者
カルロス・ゴーンは保釈中、人との面会が制限されます。
証拠隠滅や逃亡の恐れがあるためです。
家族以外の誰かに会う時、裁判所への報告が必要となります。
パスポートは弁護士が管理しています。
指定の住所に住み、支給された携帯以外は使えません。
通話記録は管理されます。
パソコンの仕様は平日弁護士事務所のみ使用できます。
外出時は警備会社の監視があります。
とても、ゴーンひとりでは国外逃亡なんてできません。
協力者が絶対に必要なのです。
主な協力者たち
まず、妻キャロル・ゴーン（レバノン人）。
彼女はゴーン逃亡のために働いたと考えられます。
ゴーンが携帯を禁止されているのに、スマホを高額の現金で入手したと番組で言ってました。
保釈中のゴーンに会うことができるのは、日本人弁護士、妻、娘です。
レストランで食事をしていたので店員に注文するくらいの会話はできたのでしょう。
運転手に話したりしていました。
スマホは、家族のだれかが用意したと思います。
キャロル・ゴーンには逃亡を手助けしたとして手配されています。
次に、『ユー国』人、元グリーンベレーのマイケル・L・テイラー。
グリーンベレーの経験があり、中東で人質交渉などをしたことがあります。
マイケルの知人のレバノン人民兵、ジョージ・ザイエク。
日本の空港を１０か所を下見して関西国際空港に決めたとされる人物。
マイケルの息子のピーター・テイラー。
ピーターは『ユー国』のネット広告会社の役員です。
ゴーンと金銭のやり取りをします。
この３人がゴーンを密出国させた、とテレビ番組を見て普通は考えます。
私は違うと思います。
違うというか、足りないと思います。
番組ではレバノン・ベイルートで
妻キャロル・ゴーンとマイケルが合い
密出国の相談をしますが、そこには外国人、おそらくレバノン人が一人いました。
重要な相談なのに、名前が出ませんでした。
また、ゴーン逃亡の日に娘が先に出国しますが、
運転手を務めた外国人がいます。
日本語がうまいとは言えないゴーンと話すことができる人間。
フランス人かブラジル人か…。
普通にレバノン人と考えるのが自然です。
要するに私は、
マイケル、ピーター、ザイエク以外のレバノン人の協力者がたくさんかかわって、
密出国したと考えました。
逃亡にはプライベートジェットを使いました。
機長も協力者とみて間違いないとおもいます。
協力者でないとしても極めて怪しい存在です。
また、怪しいといえば、ゴーンの日本人弁護士もスキが多いです。
ゴーンの見張りを「人権侵害の訴え」をして見事に遠ざけました。
いや、あかんやろ
その次の次の日、
見張りが外れたすぐに逃亡しています。
協力者ではないとしても、依頼人ゴーンからの信用がゼロの弁護士です。
ゴーンはレバノンに逃亡しました。
なぜなら、ゴーンはレバノンに市民権を持っています。
インターポールや日本政府が身柄の引き渡しを求めても、レバノン政府は引き渡しません。
レバノン政権に協力者がいると考えられます。
国外逃亡の費用はどのくらいか？
ゴーンの人脈を構成する基本的な要素は金です。
言うまでもなくお金持ちです。
一回目の保釈金１０億円、２回目の保釈金５億円。
マイケルに支払ったのは、８６万２５００ドル、日本円で一億円。
成功報酬として、さらに、５０万ドルのビットコイン。
スマホを手に入れた時に多額の現金を払ったということです。
国外逃亡の費用は１億円から２億円近く必要なんでしょうか。
ゴーンはレバノンで普通の暮らしをしているわけはないと思います。
関西国際空港のセキュリティ
日本の空港を下見したレバノン人民兵のジョージ・ザイエクは
なぜ関西国際空港を選んだのでしょうか。
番組では、
関西国際空港はプライベートジェットが使える空港で、
第二ターミナルでは人が少なく、検査機に大型の荷物が通らないためだといってました。
検査機に大型荷物が通らない!という衝撃的事実。
その場合、機長がチェックするということです。
関空の職員はチェックしないです。（今は改善してます）
ともかく、
彼一人で関空のザルセキュリティを見抜いたというのは疑問です。
日本に来る前から知っていたと思います。
私の憶測になりますが…
「密入国、密出国するなら関空を使え」
という犯罪者世界の情報を得ていたと思います。
犯罪者の常識は、世界の警察たる『ユー国』の常識でもあり、
さらにグリーンベレーにも情報共有されていたと考えます。
（マイケルは人質救出などをしていたので知っていたんだろうと思います）
ザイエクはレバノン人ですから、
レバノン側の空港セキュリティを知っていたんでしょう。
ザイエクとマイケルの持っている情報を総合して考える必要があったんだろうと思いました。
それにしても、関空のザルセキュリティはいったい何なんでしょう。
検査機に通せない大型の荷物は、
機長判断にまかせられていて、関空の職員はチェックしないんです。
事件をきっかけに改善命令を出されました。
このようにして、
金塊、違法な薬物、誘拐、人身売買、臓器が持ち込まれたり、持ち出されているんだなと思ったりしました。
日本で一番大阪が、外国人観光客が多いんだそうです。
なんとなく納得しました。
悪い意味で…。
失態
カルロス・ゴーン国外逃亡の番組を見た私の感想になります。
箱による国外逃亡というのは、実は古典的手法なのではないか、と思いました。
しかし、箱逃亡をやり遂げるのは難しいことです。
やり遂げたカルロス・ゴーンは普通の人間ではないと思いました。
どっかの国の権力者とか、南米の麻薬王レベルだとおもいます。
妻キャロル・ゴーンもただモノではないです。
レバノン社会の有力部族の関係者だと思いました。
逃亡の当日のゴーンは自宅を出ると、
マイケルがいる六本木のホテルまで歩いて行きました。
変装してタクシー
↓
品川駅
↓
新幹線
↓
新大阪
↓
ホテルで箱詰め
↓
タクシー
↓
関空
↓
レバノン着となります。
東京地検特捜部は失態です。
なぜなら見張りを外したからです。
ココが最大の重要ポイントだったと思います。
ちなみに、
マイケルと息子のピーターは『ユー国』の警察に捕まり、
日本に引き渡されて、日本の刑務所に収監されました。
それぞれ懲役２年と懲役１年８カ月です。
比較的に軽いなと思いました。
番組ではザイエクは捕まったという情報はありませんでした。
「◯◯使って国外逃亡」
あなたが思う◯◯は何ですか？
答えは箱でもいいのですが、
私は中東の部族社会だと思います。
部族が決めたことは、国家体制が決めたことよりも優先されたりします。
日本から逃亡したゴーンが
すぐにしなければならないことは何だとおもいますか？
逃亡を手伝った人の口封じも考えたいことですが、
まず身を守ることが必要ではないでしょうか。
ゴーンの身柄を引き渡せばそれなりの報酬があるような気がします。
所属するコミュニティの裏切りや対立の部族からの陰謀もあり得ます。
そのためなのか、
ゴーンのレバノンの家は警備員が常駐し、鉄格子が付いた窓になっています。
最後までご視聴ありがとうございました。
thank you for watching
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