F-15戦闘機のエンジンテスト |
【introduction】
日本のスクランブル発進725回(2020年度)。
日本はよその国の領空領海侵犯をしませんが、
他所の国はあからさまに入ってきます。
そのため日本のスクランブル発進は何度もあります。
年間だいたい全体で725回。
そのうち沖縄の那覇基地のスクランブルは404回です。
那覇基地は日本の防衛の拠点の一つです。
那覇基地に防衛のためたくさんの戦闘機があります。
F-15です。
おススメの記事
なぜ70年以上前の不発弾が爆発するのか?
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この記事の要約
- テストセルについて
- F-15戦闘機のいろいろ
- 沸騰ワード カズレーザー自衛隊TV初解禁の「テストセル」とは?&絶景!久米島より
F-15の馬力
F-15戦闘機。
F-15Jは世界トップクラスの性能を持つ戦闘機です。
巨大ジェットエンジン2基で10万馬力です。
鉄腕アトムと同じ?です。
F-15はマッハ2.5で飛ぶので東京から沖縄まで30分で移動できます。
F-15の機関砲
那覇基地などにあるVADS(バッズ)という対空機関砲は
銃口を見ると歪んだ形になってます。
それはなるべく広範囲に射撃するためです。
空中の航空機を撃つために計算されている作りです。
F-15の機関砲を銃口側から見ると真円になります。
的に対して拡散しない射撃ができます。
友軍への誤射をなくすためです。
また、機関砲は1000発の弾丸が搭載されます。
10秒で撃ち尽くします。
1分では6000発撃てます。
おもしろいのは
空薬きょうを外に捨ててしまわないことです。
弾倉内に戻します。
後続機の邪魔になる可能性があるため捨てないのです。
F-15のミサイル
F-15のミサイルは4本搭載できます。
短距離ミサイルと中距離ミサイルがあります。
短距離ミサイルは
04式空対空誘導弾(AAM-5)といいます。
距離が短いので赤外線誘導です。
相手のエンジンのから出る赤外線を探知します。
100㎏クラスの重量でF-15に搭載するときは4人で抱えて作業します。
中距離ミサイルは
AIM-7M空対空ミサイルといいます。
電波探知です。
航空機の発する電波を探知するミサイルです。
200㎏の重量マッハ3で飛びます
F-15に搭載するときは、ジャッキで持ち上げて作業します。
そしてその時に安定翼を4枚2セット取り付けます。
1本6000万円といいます。
国家機密テストセルとオグメンタ
那覇基地にテストセルと呼ばれる謎の施設があります。
テストセルは
F-15搭載のエンジン「F100エンジン」の
機能試験をするための施設です。
エンジン搭載前の最終試験場のことです。
熱と音を吸収する巨大な消音装置があります。
エンジン⇒噴射⇒消音装置
消音装置のなかに
水を流していてエンジンの爆音と超高熱を吸収する仕様です。
最大出力までテストできる施設です。
戦闘機エンジンのオグメンタをチェックできます。
オグメンタとは…
ジェットエンジンは
燃料と外から取り込んだ空気が燃焼し爆発して推進力を得ます。
しかし、
一部の酸素が反応しきれずにエンジン内に残ります。
残った一部の高温酸素に
もう一度燃料を吹き付けて燃焼します。
機体はさらに加速できることをオグメンタといいます。
オグメンタは相手の航空機を振り切るときに使われます。
追尾してくるミサイルを回避するときにも使われます。
テストセルではそのオグメンタの動作チェックができます。
別室から三枚の窓ガラスを隔てて観察します。
エンジンのノズルから噴射される光は
アニメのかめはめ波みたいな印象です。
(個人の感想です)
まとめ
今現在の世界情勢をニュースで知る限りですが…
攻めるにしても守るにしても制空権が重要だなと私は思いました。
沖縄の那覇基地の
F-15戦闘機についてテレビで紹介していました。
私が知った情報をお伝えしました。
2022年2月25日放送の
沸騰ワード
カズレーザー自衛隊TV初解禁の「テストセル」とは?&絶景!久米島より
一部の感想になります。
tverやHuluで番組を見られます。
最後までご視聴ありがとうございました。
thank you for watching
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