マンガで教養 やさしい仏像 一生モノの基礎知識 |
「薬師」この漢字はなんて読むかわかりますか?
「阿弥陀」これなんて読むかわかりますか?
答えは
「やくし」
「あみだ」
と読みます
毘盧遮那は
「びるしゃな」と読みます。
私は難しい漢字だなとおもいました。
仏教って漢字難しいですね。
今回の記事は、仏教をよく知らない私が「マンガで教養 やさしい仏像 一生モノの基礎知識」という本を読んだ感想の2回目になります。
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毘盧遮那如来(びるしゃなにょらい)
私が、一番有名な仏像だとおもって紹介するのが毘盧遮那如来です。
びるしゃな…
そんなの聞いたことないよって人もいると思います。
私がそうでした。
「やさしい仏像」を読んで知ったんです。
毘盧遮那如来は、東大寺の奈良の大仏のことです。
私は奈良の大仏が毘盧遮那如来だと知らなかったんです。
大仏はお釈迦さまの大きい彫刻だと思ってました。
「釈迦が一番偉いんだから大きな彫刻は釈迦なんだ」って普通は思いますよね。
なんでも、お釈迦さまが修行の末たどり着いた宇宙の真理なんだそうです。
宇宙の真理そのものが毘盧遮那如来像です。
ちょっと何言ってるのかわからないです。
要するに、擬人化です。
擬人化というのは、旅人の上着を脱がそうとする「北風と太陽」の話に出てくる、太陽や北風には顔があったり人間のように会話をします。
これが擬人化です。
宇宙の真理の擬人化が毘盧遮那如来です。
釈迦如来(しゃかにょらい)
仏像の代表はやはりお釈迦さまを彫刻にした釈迦如来像になります。
お釈迦さまは2千年以上前のインドの小国の王子に生まれ、29歳で出家して修行して、35歳で悟りを開いて80歳で入滅します。
入滅(にゅうめつ)とはカンタンにいうと亡くなることです。
前回記事の「如来三十二相」が特徴です。
薬師如来(やくしにょらい)
薬師如来は病気を治してくれる如来です。
東のかなり遠いところの瑠璃光浄土(るりこうじょうど)からやって来て人々を救ってくれます。
瑠璃はラピスラズリという宝石です。
如来は如来三十二相の特徴から作られる仏像彫刻であるので、類似の部分が出てくるようです。
カンタンにいうと、如来仏像は種類があるけれど似ているんです。
如来像で薬壺(やっこ)を持っていれば、薬師如来です。
イラストや漫画で描くとき、描き分けるのはちょっと大変だと思いました。
同じ感じになりますね。
首から上は特に似ているのです。
にっけい(頭の隆起したところ)、びゃくごう(おでこのぽっち)、のどの三本のしわ、座禅しているとこなど、全部おなじです。
名札ついてないですからね…。
阿弥陀如来(あみだにょらい)
「ナムアミダブツ」という念仏で有名な阿弥陀如来。
人が死んだら西の極楽浄土につれてってくれるという如来です。
見分け方は、両手の形になります。
仏像は印相(いんそう)という特別な手の形を作ってます。
ポージングです。
忍者が使う九字護身法(くじごしんぼう)みたいな。
阿弥陀如来の印相は👌人差し指と親指でワッカをつくります。
来迎印(らいごういん)。
ほかにも阿弥陀定印など9つ以上の印相があります。
紫色の雲に乗っています。
大日如来(だいにちにょらい)
如来の中で特別感のある大日如来。
何が特別化というと、螺髪(らほつ)ではない如来です。
パンチパーマではない如来の場合は大日如来と考えられます。
他の如来は質素な着物ですが、豪華なすがたが特徴です。
宝冠をかぶっています。
ネックレス、ブレスレット、アームレット、アクセサリーもつけています。
密教(みっきょう)の頂点の如来です。
密教というのは、お釈迦さまが書物を残さなかったことと同じように、手振り身振りを使って、いい伝えで教えていくことです。
お釈迦さまは誰にでもわかるように話しをして周りの人に教えていったんですね。
お釈迦さまはいなくなりましたが、教えを弟子たちがまとめたのでテキスト化した経典から学ぶことができます。
これを顕教(けんぎょう)といいいます。
各地の密教について
初期密教はインドで生まれましたがなくなったといわれます。
中期の密教は『C国』から空海が持ち帰った日本の密教です。あります。
後期密教はチベット密教です。
弾圧されています。
チベット密教があとになります。
マンダラ
曼荼羅(まんだら)と言ったら密教です。
今では色々ありますが、金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)と胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)が有名です。
仏や菩薩が図示されているタペストリーみたいな感じのものです。
大日如来が智拳印をしていたらそれは金剛界曼荼羅です。
金剛界とはカンタンにいうと大日如来の智慧は強固で崩れないということです。
胎蔵界曼荼羅で大日如来は法界定印(ほっかいじょういん)をしています。
胎蔵界はカンタンにいうと大日如来のやさしさが人々の可能性を育むことです。
まとめ
有名な寺社仏閣の観光地では海外の旅行客向けに外国語で案内されていたりします。
もちろん日本語案内もありますが、難しい漢字にフリガナがなかったりして困ったりします。
外国人が案内を見て理解できるのに、日本人は漢字が難しくて理解できない、そんな不親切な現象があったりします。
私が読んだ「やさしい仏像」にはフリガナがありました。
私にとってはわかりやすくよかったです。
専門的な本はフリガナがなかったりします。
最後にあるある話で終わります。
修学旅行などで東大寺の奈良の大仏を見にいくと柱の穴をくぐっている人がいますよね。
大仏の鼻の穴と言われる「柱くぐり」が有名です。
ご利益は「厄除け」「無病息災」「祈願成就」だそうです。
私は子供の頃、東大寺に行きました。
柱の穴くぐりができませんでした。
泣きました。
大仏が大きくてビックリしたんです。
私は泣いたまま帰りました。
時々、泣く子供はいるんじゃないかなって思うんです。
みなさんどうですか?
最後までご視聴ありがとうございました。
thank you for watching
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